2015年06月03日

歴史物展示室の地下牢

2015/04/26(日)午後

市庁舎の中には、歴史物展示室があります。

マイスタートゥルンクのワンシーンです。
歴史物展示室、ローテンブルク (3).jpg
奥に立っているのがヌッシュ市長
手前に座っているのがティリー将軍だと思われます。

三十年戦争の時、新教側についていたローテンブルクは、
ティリー将軍の率いる旧教連盟軍に攻められ、ついに開城しました。

1631年10月30日のことです。

ティリー将軍は『市参事はすべて首を切り、市は焼き払う』
という厳しい決定を下しました。

少しでもティリー将軍の気持ちを和らげようと、
市の宝物である『選帝侯の大ジョッキ』に、名産の白ワインを入れ、
グラスに注いで将軍に勧めました。

一気飲みの達人であるヌッシュ市長は、3.25リットル入る『選帝侯の大ジョッキ』に
ワインをなみなみ注ぎ足し、ティリー将軍に『もしこの大ジョッキのワインを
一気に飲み干しましたら、町をお助けください』と申し出ます。

当時43歳のヌッシュ市長は、10分かけて大ジョッキを空にしますが、
倒れてしまいました。

こうしてローテンブルクの町は救われ、市民の命が助かったと伝えられています。

それから3日間、酔いつぶれて眠り続けていましたが、幸い命に別状はなく
ヌッシュ市長は17世紀としては珍しく、80歳まで生きたそうです。

ただ、wikipediaによると、
実際には、ティリー伯自身がこの街に足を踏み入れたという記録はない。

とのことです。



三十年戦争当時の様子が、実物大の人形で再現されています。

中世犯罪博物館帝国自由都市博物館は行ったことがあるのですが、
市庁舎にある歴史物展示室は初めてです。

地下牢もあると言うことなので、入ってみることにしました。


階段を下ると地下室があり、拷問部屋牢獄が設けられています。

地下に下り、廊下を進んでいきます。
歴史物展示室、ローテンブルク.jpg


この穴に手足を入れるのでしょうか?
歴史物展示室、ローテンブルク (6).jpg
「緑ベストは殺人犯だな。茶色ベストは冤罪。」
と、主人が言っています。


拷問器具でしょうか?
歴史物展示室、ローテンブルク (2).jpg
下の足かせをはめて、上の首輪で引っ張るようです。
「背を伸ばす器具としていけるかも!」
と、主人が言っています。


守衛さんだと思います。
歴史物展示室、ローテンブルク (4).jpg


牢屋ですかね?
歴史物展示室、ローテンブルク (5).jpg
靴下がカラフル!と、言ったのは私ですー(長音記号1)


自由都市では裁判や処刑も行ったので、市庁舎の地下室にこういう設備を
持っていることも必要でした。

開館時間
4月    10:00〜16:00
5月〜10月 9:30〜17:30

入場料1人3ユーロ



posted by マリケン at 11:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ローテンブルクの中世犯罪博物館

今回は行きませんでしたが、中世犯罪博物館はこの様な感じです。

建物の前には大きな鉄のカゴが置いてあります。
ローテンブルク、中世犯罪博物館
量目をごまかしたパン屋をその中に入れ、
水中につけたりまた引き上げたりして懲らしめた道具です。


掟や決まりに背けば、どういった罰が与えられるかが描かれています。
ローテンブルク、中世犯罪博物館


針のイス
ローテンブルク、中世犯罪博物館
魔女の疑いをかけられた女性を裸にして座らせたもの。


辱めのマスク(男性用)
ローテンブルク、中世犯罪博物館


辱めのマスク(女性用)
中世犯罪博物館、ローテンブルク.jpg
これはおしゃべり過ぎる女性用。大きな耳と舌が付いています。

気をつけないと被せられてしまいます!
主人が〜わーい(嬉しい顔)



私は大人しいんですよハートたち(複数ハート)


鉄の処女(アイアン・メイデン)
中世犯罪博物館.jpg
という感じで、奇妙な道具が並んでいます


なかなか面白いですよexclamation×2


posted by マリケン at 11:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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